夫の腰痛が翌日には引いて驚いた

　私が整膚を習い始めたのは、今から20年ほど前のことです。
　当時、夫は30代後半の働き盛りでしたが、仕事が建築業だったためか、慢性的な腰痛に悩まされていました。
　整形外科をはじめ、鍼やマッサージ、整体など、効果がありそうな病医院や治療院へ通ったのですが、症状はいっこうによくなりません。
　そこで、友人から「整膚」という手技療法があることを聞き、「効果がありそうだ」と思い、講習会に出席して習ってみたのです。
　そして試しに、夫に足の整膚を行うと、夫は翌日には「腰痛が引いてスッキリとした」といって喜んでいました。その後も、腰痛が起こる度に足の整膚を行っていたのですが、 夫によれば「重だるい痛みはすぐに治る」「ビリビリした痛みのときは治るまでにしばらく時間がかかる」とのことでした。

　 私は腹囲が7�a減り小顔にもなった

　そうして夫の腰痛ケアのために足の整膚を行っていたのですが、今年の春になって、私自身も腰を痛めてしまったのです。日帰り旅行で5時間以上もバスに乗っていたせいでしょう。 翌朝起床すると、しゃがんでも、ひねっても、腰が鈍く痛んだのです。
　そこで、早速自分で足の整膚を試してみました。1回につき1〜2分かけ、早く治りたい一心で毎日10回以上は足の整膚を行いました。すると、1週間もしないうちに痛みは完全に消えていました。
　自分でも効果を確認でき、整膚はすごいと改めて実感しました。85歳になる義父も腰痛に悩んでいて杖を持たなければ出かけられなかったのですが、足の整膚を行うと腰痛が引き、杖なしでスイスイ歩けるようになったのです。
　足の整膚の効果は、腰痛の改善だけではありません。夫は80�`の体重が3年ほどで70�`に、90�aあった腹囲が80�aまで減少。私も70�aの腹囲が63�aになって、若いころの洋服が着られるようになりました。
　また、私は大顔がコンプレックスでしたが、美容に効果があるという顔の整膚も行ってみたところ、今は人並みの大きさの顔になり喜んでいます。しかも、悩みのシミも薄らいで来ました。
　足の整膚は、夫も、私も、義父も効果を確信しています。これからも身近な人も健康に役立ってられると思っています。

引用；平成30年8月1日発行
　　　わかさ夢MOOK　「足をつまむと病気が治る！美人になる！」 p39

夫の脳梗塞の後遺症が大幅に改善

　私が膝痛に悩むようになったのは、5年ほど前のこと。突然、左膝が強く痛むようになったのです。
　私の家は坂の上にあるので、1日に何回も坂を上り降りしなければなりません。膝痛のせいで坂道の上り下りが困難になり、次第に外出を控えて買い物も電話注文で済ますようになっていました。
　しばらくは市販の湿布薬を貼ってしのいでいたのですが、症状はなかなか改善しません。そんなとき、ぜひ試してみようと思ったのが、整膚でした。
　私が整膚のことを知ったのは、今から10年ほど前に主人が脳梗塞で倒れたことがきっかけでした。夫は後遺症で左半身がうまく動かなくなってしまい、リハビリ（機能回復訓練）に懸命に取り組んだものの、 左手は拘縮し、足にはしびれや痛みが残り、杖なしでは歩くことも困難な状態になりました。
　それを知った知人から、整膚のことを教えてもらったのです。夫の後遺症を少しでも改善できればと思い、講習会に出席して整膚を習得し、夫に行ってみました。
　すると、夫の後遺症は目に見えて改善し、1年もたたないうちに左手の拘縮が軽減し、杖なしで歩けるようになったのです。おかげで、夫は日常生活にはほとんど支障がなくなるまで回復しました。

友達に施術したら歩けるまで回復

　そこで、私自身の膝痛の改善にも役立つに違いないと思い、早速、足の整膚を行ってみたのです。やり方は、足全体を引っぱったあと、次に膝の後ろを集中的に行います。1日に数回、かかる時間は1回につき5分程度です。
　その結果、1回やっただけで、左膝の痛みがぐんと楽になったのです。手応えを感じた私は、それからも足の整膚を続けました。症状は一進一退を繰り返し、ときには強く痛むこともありましたが、そうした時でも足の整膚を行うと楽になります。
　そのまま半年ほど足の整膚を続けたところ、左膝の痛みはほとんど解消したのです。おかげで、家の前の坂道もスタスタ歩けるようになりました。その後、膝痛が再発することもありません。
　最近では、腰痛や膝痛に悩む高齢の友達に足の整膚を行うことがありますが、「外出もままならなかったのに、出かけられるようになった」と喜ばれることがよくあります。これからも、足の整膚を行っていきたいと思います。

引用；平成30年8月1日発行
　　　わかさ夢MOOK　「足をつまむと病気が治る！美人になる！」 p41

ズボンをはけないほどの痛みだった

　私がギックリ腰になったのは、2006年1月のある日のこと。夜に突然、激しい腰痛に襲われ、翌朝も激痛は治まらずに自力でズボンをはくこともできないほどでした。
　その日、私は以前から講習を受けていた整膚の資格試験を受けに行く予定でした。家から試験会場まではバスや電車を乗り継いで1時間以上かかるのですが、痛みをこらえて何とか会場までたどり着き、試験を受けたのです。
　すると、試験の休憩中、整膚学園学長の徐堅先生が、辛そうにしている私に声をかけてくれました。そして、立ったままの姿勢で足首から太もも、腰までゆっくりと整膚を行ってくれたのです。施術中は、とても心地よかったことを覚えています。
　すると、施術後、まるでウソのようにギックリ腰の痛みが消えてしまったのです。驚きました。「これは効果がある」と確信した私は、整膚を習得するために、以前にもまして足の整膚の勉強をするようになりました。

　 施設のヘルパーさんの腰の疲れも解消

　その後、ギックリ腰が再発することはなかったものの、庭で草むしりをしていると、たびたび腰や腕が重だるくなったりすることがありました。そういうときに足の整膚を行うと、すぐに腰や腕の疲れが解消します。 しかも、血流がよくなるのか、体がポカポカしてきて精神的にも気力がわいてくるのです。
　そもそも私が整膚を習いたいと思ったのは、周囲の人たちの役に立ちたいと思ったからです。　
　私は子供の時にぜんそくを患い、家族や学校の先生、友達にとても助けられました。その恩返しがしたかったのです。
　ですから、今では、自分自身だけでなく、身近な人はもちろん、介護施設や老人ホームなどへ出かけて足の整膚を行なっています。
　足の整膚を行うと、お年寄りからは「足腰の痛みが和らいで外出が楽になった」と喜ばれます。また、ヘルパーさんからも「腰の疲れが和らいだ」という声が数多く聞かれるのです。
　足つまみを習得してからというもの、自分自身だけでなく、周りの人の健康にも役立てていることに、大きな喜びを感じています。

引用；平成30年8月1日発行
　　　わかさ夢MOOK　「足をつまむと病気が治る！美人になる！」 p40